精神疾患・障がいを抱える方を支援するブログ

経験者だから感じる視点で、読者の方に少しでも希望を届けたいと思います。

薬と精神疾患-2

前回の続きです。

 

mikakin.hatenablog.com

 

私が感じていた薬の副作用は、例えば、脈拍は常に110前後だったので疲れやすいとか、ろれつがうまく回らなくて人前で話すことに自信が持てないとか、物を持とうとすると手が震えてしまうとか、大幅に太ってしまったとか。。

これって薬の副作用なのか、それとも別の何かなのか当時は良く分からなくて悩んでいました。医者もはっきり言ってくれないし。

でも、今ならはっきり分かります。ほとんど薬の副作用だったんだと。実際、今は当時に比べれば凄く楽です。今書いた諸々の問題は全くありません。

 

私は入院当時、数種類の薬を一日10個以上服用していました。結構な量だと思うのですが、病院内では私はまだ少ない方だったと思います。

毎食後に皆が薬をもらうために並ぶのですが、中には手に山盛りの薬をもらっている人もいたりして、びっくりした記憶があります。こんなに飲んで死ぬんじゃなかろうかと。

医者にも色々な考えがあるとは思いますが、それでも対症療法を繰り返して毎食後に山盛りの薬を処方することが正しいとは絶対に思えません。そんなに薬を飲むともう何が悪いのか訳分からなくなるだろうと思いますし、明らかにおかしいと思います。

薬を処方するのは医者なので、自分が信頼できる腕の良い医者に診てもらうことはとても大事なことです。医者との関係をどう考えるかは別の時に書こうと思います。

 

今の薬で良いのか分からないし、自信もないけど、薬を変えてもっと悪くなったら嫌だし、、と考えが行ったり来たりしていませんか?

私は主剤のアモキサンに不満がありました。ネットで調べても脈拍が早いのはこの薬の副作用のように思いましたし。

でも当時の自分を不完全でも支えているのはこの薬だとも思っていました。アモキサンを変えてもっと悪くなったらどうしようという思いがあり、なかなか変更に踏み切れませんでした。

むしろ医者が薬を変えようとした事もあったのですが、自分がかたくなに変えたくないと言っていました。薬を変えることで落ちてしまうのが怖かった。続きは次回で。  

 

薬と精神疾患-1

最近、社会時事ネタばかり書いていましたので、今回は本題の精神疾患に関するテーマを書きたいと思います。

 

今回のテーマは薬。精神疾患に悩んでいる方にとって薬は切り離せないものです。

薬との付き合い方に不安を感じたり、悩んでいる方はとても多いと思います。今服用している薬で本当に大丈夫なのか、体調に色々問題があるが薬の副作用ではないか、薬の量が多すぎるのではないか、ずっと飲み続けないといけないのではないか、等々。

 

精神疾患の場合、薬を飲んだら回復する、治るというのはあまりないと思います。であれば薬を飲まなくて良いのかというと、それも極端な意見だと思います(一部でそういう意見もありますが、私は賛成できません)。

私の経験的な感覚だと、薬自体に治す力はそれほどあるように思えませんが、日々の体調を整えることはできる。自分に合う薬を適量服用すれば日々の体調は整いやすく、そのため自分の体調や生活に伴うストレスも軽減されて、結果的に体調が良くなる、症状によっては薬も減るというように感じています。

鶏が先か卵が先かのような話ですが、薬は必要、ただし自分に合った薬を適量で、ということだと思います。

 

といっても、自分に合った薬を適量で、って自分ではなかなか分からないから難しいです。

私の場合、うつ病になって入院した時は、アモキサンという抗うつ剤が主剤の処方でした。結構な量でした。退院後にネットで調べると、三環系抗うつ剤という古いタイプの薬で効果は大きいが副作用も大きい、一般的にはSSRISNRIといった新しいタイプの抗うつ剤が処方されることを知りました。

それでなぜ自分は三環系なのかと主治医に聞いたら、「まあ、あなたは軽くなかったですからねえ。」と言われ、やっぱり自分は重症なのかと落ち込んだ思い出があります。長い間、薬の副作用に苦しんでいました。

アメフト問題と洗脳-2

今日、日大の加害者の選手が異例の記者会見をしましたが、正直に事実を話した事、本人にとって本当に良かったと思います。

監督に忖度した会見であれば今のネット時代、一生汚名を着ないといけなかった。大変な勇気だったと思いますが、これで彼の今後の人生が開けると思います。

 

前回の続きを書きます。

 

mikakin.hatenablog.com

 

大学の体育会出身者が就職で有利なのは(多くの大企業で一定の体育会枠があるのは)、体力・根性がある、チームプレイができるという他に、上の言うことに従順だという認識が企業にあるのだと思います。しかし日本の組織は、上への従順、忠誠を重視しすぎる部分はないだろうか。

 

極端な意見かもしれませんが、今回の日大アメフト部の事件はオウム真理教が地下鉄でサリンを撒いたあの忌まわしい事件と本質ではつながっているのではないか。

監督は麻原彰晃で加害者の選手は実行犯。上の言うことは絶対で、麻原は自分の意に反する者はポアすると言った。

 

村上春樹は著書「アンダーグラウンド」でサリン事件のルポを書いていますが、後書きでうる覚えですがこういう趣旨を書いていたと思います。

テレビではオウム事件が面白おかしく語られている。皆、オウムの人間を自分とは全く関係ない対岸の連中と見なしている。でも本当にそうなのだろうか?

オウムが持っている何かしらの部分は我々にとって対岸ではなく、案外近いところにあるのではないか?だからこそ我々は彼らに対して言いようもない不快感、排除したい気持ちを抱くのではないか?

 

今回の日大アメフト部の監督は会見を見てもかなりの悪人と感じましたし、屑としか言いようがない。まさに裸の王様です。

でもこういう自分の保身さえ守れれば他者を簡単に切り捨てる人間は案外どこにでもいます。

そういう連中に屈さない強さと他者の痛みを想像できる優しさを持たないといけないと自分自身感じます。

アメフト問題と洗脳 -1

今、日大アメフト部の選手によるルールを逸脱した殺人的なタックルが批判を集めています。

私は先々週ネット記事で知りYouTubeを見たのですが、最初は、ん、どこ?と分かりませんでした。でもリプレイを見るとボールと全く関係ないところでタックルを仕掛けられている事を知り、衝撃を受けました。許しがたい怒りを感じました。

 

先週、テレビのニュースでも取り上げられ、スポーツ庁長官も批判するなど大きなニュースとなっています。

事の真偽は明らかにされていませんが、どうやらこの選手の暴挙は監督・コーチの指示によるものと見て間違いないでしょう。確かにあり得ないプレーで退場した選手に対して注意が全く見られなかった点を見てもそれが事実と思います。

 

監督が長く謝罪もせずに雲隠れしていたのは、この問題を甘く見ていてここまでの騒ぎになることは想定していなかったはず。

実際、SNSでこの情報が拡散されなければアメフトというマイナースポーツで起きたこととしてごく限られた人が知るで留まり、何事もなかったように誰も責任を取らない形で終わっていたでしょう。

今までも似たような事例はあったのかもしれません。ただ、少なくとも今回の件に限っては世間に明るみになったのに、対応が後手後手に終始し、今や一選手・一監督の問題にとどまらず、日大アメフト部、さらには日大自体にも大きなイメージダウンを伴う事件となっています。

 

私がこの問題に関心を持つ理由は、私自身大学時代に一年間ですが伝統的な体育会に所属していた経験があることと、この事件が日本社会の一面を感じるからです。

 

私の経験から言えば、大学の伝統ある体育会には宗教的な要素を持つチームが多いと思います(もちろん、全てではありませんが)。絶対的な伝統、上下関係。

今回の日大アメフトの選手は監督から干されていて相手をつぶせば試合に出してやると言われていたとか。今回の事件は監督に最大の責任があるのは間違いないし、監督を辞任すれば済むというものではありません。大学NO2という権力から外さないと何も意味がない。

加害者の選手は追い詰められていたのだろうし、ある意味かわいそうな気もします。でも、人を殺せと言われて殺す人間にはなってはならない。

パワハラ-2

前回の続きです。

 

mikakin.hatenablog.com

 

今までは体調にも問題がある人だし、ある程度の情を持って接していました。自分がある程度カバーしてあげようともしてきました。でも、嫉妬と孤独に固まって、虎視眈々と私のアラを狙っている人間にとって、情は付け入る隙でしかないんですよ。

指導という名のストレス発散ですし、アドラー心理学で言うと怒りの感情をぶつけることで権力争いを仕掛けているのだと思います。

 

職場の人からは、あの人そううつなんじゃないかとか、更年期じゃないかとか言われました。普通に接しても裏切られてきたので、情は一切捨てて、笑顔を見せない、余程でないと話しかけない、人がいない場所で二人は極力避ける、状況によってはスマホで録音をするなどの自衛対策を実践することにしました。

 

パワハラは権力者がそうでない者にするのが一般的です。自分より弱い対象、何をしても許されると感じる対象に向けられます。

対策は自衛以外に告発という手もあります。しかし、加害者が権力者の場合、会社で告発してももみつぶされるどころか、被害者が追い詰められることもあります。だから告発も慎重に考えなければいけませんが、場合によっては労働問題に詳しい弁護士などに相談する方法もあります(会社は問題が公になること確実に嫌がります)。

告発には録音など客観的な証拠がある方が有力でしょう。また、心ある人はちゃんと見てくれていて味方になってくれる人もいますので、身近な人に相談したり支援してもらうことも良いと思います。

 

パワハラで罵声を浴びたりすると、やはり心に残ってしまい、すぐに消えるものではありません。他者からネガティブなエネルギーを受けると、怒りの感情がなかなか解消できませんし、その怒りを他の人にぶつけたくなる衝動もあります。怒りは連鎖するという恐ろしい性質を持っています。

 

パワハラ被害を受けて、被害者感情のままうつになってしまうのは何とも悔しいことです。加害者は自分がパワハラをしている自覚がないか、あってもするような姑息な人間であれば地雷を踏まないように注意しながら攻めてきます。

「攻撃は最大の防御」。スルーしきれない位のひどい被害を受けたのなら、冷静さを失わずに攻撃をすることも有りだと思います。

パワハラ-1

最近、レスリング協会内のパワハラ騒動を世間を騒がせていますね。国民栄誉賞まで受賞した伊調馨さんに関わる問題だからも勿論ですが、これって結構うちの職場でもあるあるだよねという思いが世間の関心を集めているとも思います。

 

実は私も今、パワハラを受けています(笑)。先日あまりにむかついたんで一日休んだ時に告発しようかと考えたのですが、自分なりの考えがあってやめました。でも、もう絶対に許さねえとは思っています。

 

結構、世の中ハラスメントだらけなのかもしれません(ハラスメントの定義が曖昧という別の問題もありますが)。中途で営業に入った同僚は、長年彼が得意とする地域に行かせてもらえないとか(現任者の不都合な事実がバレる)、私の妻は嫌な上司(男)に胸倉をつかまれて脅されたこともあったそうです。

 

私の上司の場合は、仔細な問題を見つけてワーワー騒ぎ立てるのは良くあることだし、感謝やねぎらいの言葉をかけられた事はほとんどありません。その上司が休職して代わりをつとめても感謝どころか通常以上に執拗にあら探しをして文句を言ってきます。さすが評価は減点しかないと言い切ってるだけある(笑)。

 

「お前をいじめてやる(はぁ?)」、「どうせここを辞めてもお前にろくな仕事はないんだろ(なめられたもんだな、それはあなたでは?)」、「お前は一流大学出てるから三流大学出のおれをバカにしてんだろ!(そんなのどうでもいいし、あなたの学歴なんて知らねえよ)」などなど。。

アホらしい言葉を言われまくって、うんざり。。当然のように、私の人事評価は何をしようがいつも最低です(それはこの上司だけの問題ではないですが)。

 

結局、この上司のパワハラの根源には嫉妬と孤独があるんだと思います。

この前、上司が休職中に上層部からお前がこの部門の責任者をやらないか、新たに人を入れるからと持ち掛けれました。私は自身の考えがあって回答を先延ばしにしましたが、上司にその情報は耳に入っていますから、最短で休職を切り上げて復帰し、仕事に打ち込んでいます。

この人には私の存在は自分の存在をおびやかす脅威に感じているし、私にはこの会社でしか居場所がない残念なおじさんに見えます。

続きは次回で。

「就労支援フォーラムNIPPON2017」-2

前回の続きです。

私が一昨年に初めてこのフォーラムに参加した時に思ったのは、医療・福祉の関係者はとても思いがあって優しい方が多いと感じる反面、ビジネス感覚が弱いとも感じました。

ここでのビジネス感覚とは、顧客ニーズの理解→提供価値の決定→収益モデルの確立というプロセスのことを言っています。医療・福祉関係者は行政が決めたモデルで動いているからこのプロセスを組み立てる部分が弱いと感じました。

 

どの事業でも収益を生むことは事業継続のために絶対に必須なことです。福祉事業所も例外でありません。民間企業はこの部分には当然シビアです。

民間企業の特徴として、ビジネスモデルをパッケージ化するということがあると思います。つまり一連の決まった形にして効率化する。例えばマクドナルドのオペレーションは典型的で分かりやすい例でしょう。

この特徴は福祉サービスでは必ずしも当てはまりません。なぜなら疾患・障がいを持つ利用者の方々は一人一人が違う疾患・障がいの特徴や個性を持っていてとても決まった形でマニュアル的に対応できるものではないからです。「その点で福祉は1対1に人間関係が大切なのだから」と言われていた点はとても理解できます。

でもビジネス感覚がもっとあれば、利用者のニーズを汲んだ新たな価値(サービス)を創り出したり、行政福祉の範囲外のサービス提供の可能性も広がるのではないかと思います。

 

私は福祉サービスを提供するという点で、福祉事業所も一般企業も両方の力、感覚が必要なんだと思います。そして、とても難しいことだとは思いますが、どちらに所属していても福祉的観点と経済的観点を両立させることが最も大切なことだと考えています。

今回のフォーラムでは行政の方針がちょっと経済的観点に傾きすぎてないかなという懸念を個人的には感じましたが。

 

フォーラムのプログラムの一つにNHKの「バリバラ」公開収録がありました。1月14日(日)19時~ NHKEテレで放映予定のようですのでご興味ある方はご覧になって下さい!