精神疾患・障がいを抱える方を支援するブログ

経験者だから感じる視点で、読者の方に少しでも希望を届けたいと思います。

障がい者雇用水増し不正問題-3

前回の続きです。

 

一般に障がい者雇用がうまくいくかどうかは障がい者本人次第と思われていますが、それだけではありません。受け入れる職場の風土、モラル、文化といったものが大きく影響すると思います。

はっきり言って、障がい者を受け入れるだけの風土、モラル、文化がない組織は障がい者を雇用しない方がお互いにとって良いと思います。だから、とにかく数合わせ的に障がい者を雇用しろというのはとても無理がありますし、それは本人の特性や希望を考慮しない機械的な採用や配置、そして離職に繋がると思います。

 

最近読んだ本の紹介ですが、「障がい者の能力を戦力にする」(著者:川島 薫)。

障がい者の能力を戦力にする - Google 検索

 

著者は、楽天ソシオビジネス(楽天の特例子会社)の役員として活躍されている方で、自ら身体障がい者です。この会社は黒字経営を続けており、障がい者を戦力にするノウハウが紹介されています。

障がい者がやっているから赤字でもいいというのは絶対に間違いで、企業である以上、黒字を目指して経営するべきだと思いますし、それを実践されている優れた会社です。

 

障がい者が法律を守るための単なる人数合わせではなくて、職場の中で本人の強みを発揮できて、やりがいを持って働くことができて、結果として会社が黒字になる(公的機関であれば市民により良いサービスを提供できる)。そういう職場がどんどん増えていけばいいなと思います。