精神疾患・障害を抱える方を支援するブログ

経験者だから感じる視点で、読者の方に少しでも希望を届けたいと思います。

5歳女児を2階から投げ落とす事件

先日職場の人からこういう話を聞きました。5歳の女の子が見知らぬ中学生にまとわりついたら、中学生は腹を立て女の子をスポーツセンターの2階に連れていき、そこから落として女の子は重症を負ったという事件があったと。

 

その話を聞いた時、私はなんでそんなひどいことをするのか、その中学生はどうなっているのかと憤慨しました。でも、職場の人から言われた言葉に私は固まりました。「その中学生は精神障害者らしい。怖いな」。

 

あー、そうなのか。。それは何と言えばいいんだろう。確かに同じような小さな子供を持つ職場の人の気持ちは分かる。怖い、心配だという。でも。。

 

なんかこの話を聞いて考え込んでしまったんですね。被害者の女の子は知らない中学生でもお兄ちゃんという感じでまとわりついたんだろうし、それだけ人懐こく健全に育った子なんだと思います。でもこういう大きなトラウマに繋がるような仕打ちを受けて、その衝撃を払拭できるのか、人を怖いと感じるようになってしまわないか心配です。被害者のケアは絶対に考えなければいけないことでしょう。

 

加害者の中学生はニュースを見ると、特別支援学校に通っていたとの事。私には精神障害なのか知的障害なのか、精神障害だとしてもどういう種類のものかとか詳細は分かりません。

ただいずれにしても、何らかの障害を持っており、悪意ではなく衝動的に起こしてしまったのであろう、あとで大きな後悔の念を感じているであろうことが想像できるので、私には中学生にも一種の同情を感じてしまいます。ネットのコメントでは多くの批判が寄せられていましたが。親が見てないからだと言われても、四六時中見続けることも難しいでしょう。

 

こういう事件を聞いて、どうすればいいんだろうと私なりに落ち込みます。精神障害の方は、昔はコミュニティの中で隠されてきたという歴史がある。今は就労支援も活発化しているように社会に出そうという動きに大きく変わってきており、それ自体は素晴らしいことだと思っています。

ただ、こういう事件が起こることで、社会の目が、やっぱり精神障害者は危ない、怖いという風になってしまう、そしてその批判も理解できるものだけに悩んでしまいます。

 

今回のテーマに関する答えは現状ありませんが、精神疾患・障害の方が苦しむ社会からの偏見というテーマは今後このブログの中で考えていきたいと思います。