精神疾患・障がいを抱える方を支援するブログ

経験者だから感じる視点で、読者の方に少しでも希望を届けたいと思います。

上から目線の支援者ー2

前回の続きです。

 

先日、そのサビ管の人を車に乗せて帰ったのですが、帰りにある利用者(Aさんとします)の問題を色々聞かされました。

僕は、この人この前の職員朝礼でもAさんのことを言ってたよなーと思いながら聞いてたのですが、指摘する問題点が僕にとってはどうでもいいというか、え、そこなのっていう細かい点ばかり。

はんだ付け的な作業をAさんがしたが、去年もやったはずなのに、新しく入ったばかりの他の人の方が上手だったとか。そんなんただの得手不得手じゃないのみたいな。

 

ふんふんと聞きながら心の中でずっと違和感を感じて、うんざりしていました。

そのサビ管の人は自分の事を「指導員」と呼びます。それって業界的には普通なんでしょうけど、僕に言わせれば「あなた、何を指導するの?」って言いたいんですよ。

 

A型事業所から一般企業に就労することありきで考えて、利用者にもそうハッパをかけているようですが、まずその一般就労ありきで利用者を巻き込む視野の狭さを感じます。

福祉業界的には、このことは常識らしく、サビ管は一般企業への就労者をどのくらい出したかで評価されるらしいです。私は単純に利用者が幸せであればいいんだし、その結果が一般就労だろうがそのままA型だろうが在宅ワーカーになろうが、何でもいいと思いますけどね。

行政の制度の関係で利用者がずっとA型にいたら経営的に難しくなるという面があるのは承知していますが、利用者自身の事情の前に制度ありきで考えるのはおかしいし、あるべき支援と現実の制度のバランスをうまくとっていくのが事業所の役割の一つと思います。

 

そして、健常者が働く一般企業を100%と考えて、障がい者を何とか100%に近づけようとしているように見えます。これって利用者、障がい者の立場から考えたらすごく迷惑だと思います。

そういう相対評価でなく、絶対評価で彼らの力を100%発揮するためのきっかけ作りをするのが支援者の役割ではないですか?指導員としていい大人を指導できると考えているのなら傲慢だと思います。

 

もう一つ言うと、そこまで一般企業での就労と言うのなら、利用者のことだけでなく、企業の動向についても積極的に情報を仕入れて、利用者が一般企業の業務にどうマッチングするか検討するべきでしょうが、あまり一般企業のことや世の中の動きを知らない。

一般企業に利用者を合わせるのでなくて、成長した利用者に合う企業や仕事を探す支援をすべきではないですか?

 

上から目線の支援者にうんざりという話は聞いいましたが、そういうことなんだなとこの世界に入って感じました。

こんなこと書くと、色々と反感を食らいそうですね。それぞれの立場の言い分もあると思いますが、ちょっとなーと感じています。