精神疾患・障害を抱える方を支援するブログ

経験者だから感じる視点で、読者の方に少しでも希望を届けたいと思います。

うつ病は心の風邪で頑張らないものか?ー3

支援者の方(親、配偶者、その他家族、友人、職場関係者など)に対してですが、今迄の内容と逆のようですが、当事者に対して頑張れとは言わない方がいいと思います。なぜなら、当事者は既にものすごく頑張っているからです。

 

うつ病の苦しみは周囲からなかなか理解され難いですが、自分の中で普通の事が普通にできない、当たり前だった事が当たり前にできないということが一つあります。なんとか病気になる前のようにやろうと努力するのですが、それができないことにすごくもどかしさや落胆を感じます。でも何とかしよう、したいとは思っています。

もしそういう姿勢が見えなくて自堕落な生活を送っていたとしても、それはトライしたこともあるけれど失望や悲しみが多すぎて諦めてしまっているのではないでしょうか。どうせ無駄だと。防衛本能と言えるのかもしれません。

 

支援者ができることはその頑張り、プラス面をきちんと認めてあげることだと思います。「頑張ってるんだね」と。心から伝えれば当事者の心に届くはずです。当事者は充分すぎる位に傷つき、思いやりの心に飢えています。

その上でもし何かこうして欲しいというものがあれば、「○○と思うけど、どう思う?」と提案してみてはどうでしょうか。命令・指示ではなく、提案で。

決断して、行動を起こせるのは当事者しかいません。病気を治す、または病気と共に生きても幸せを掴めるのは当事者本人しかいないのですから。