精神疾患・障がいを抱える方を支援するブログ

経験者だから感じる視点で、読者の方に少しでも希望を届けたいと思います。

うつ病は治るのか?-3

しばらく更新していませんでした。すみません。前回記事の続きを書きます。

うつ病など精神疾患の場合、一般的に治ることを「寛解」という表現をされます。これは「完治」とは違うのか?ということですが、「完治」は文字通り完全に治るという表現に対して、「寛解」はとりあえず治っている、安静を保っているけど、またいつ再発するか分かりませんよという表現に読み取れます。

 

これによると精神疾患は一度なったら治らないというイメージになりますが、少なくともうつ病に関しては「寛解」ではなく、「治る」疾患と思います。

確かに未経験の人より再発の可能性は高いと思うし、既往歴がある方は再発しないように充分気を付ける必要があると思いますが、それは他の疾患、例えば脳梗塞とか心筋梗塞とか胃潰瘍とかでも同じではないでしょうか。そういう意味で完治とは書きませんが、治る疾患と言えます。

もし再発を繰り返すようでしたら、前回の記事で書いた根本原因がケアされていない可能性が高いと思います。逆にその部分がしっかりとケアされていれば、うつ病の再発率が高いという情報を見てもビビる必要はありません。私も以前はビビっていましたが(笑)。

 

そもそもなぜ一般的に「寛解」という表現をされるのか。確かに、現在の医学の常識では精神疾患の中には治らないとされている病気があるのも事実です。でも、「寛解」というのは随分適用範囲が広くて、診断する医者にとって都合の良い言葉のように思えます。

 

寛解」という曖昧な言葉が使われる理由は、精神疾患というもの自体が曖昧なものだからではないかと思います。

例えば、うつ病についても、憂うつな気分で落ち込みうつ的な状態になることは誰でもあります。それがうつ病うつ状態に診断されるかは一定の基準は定められているとは言え、医者や当事者の主観に左右される部分も大きい。

 

何をもって治っているのか?治っていないのか?別に薬を飲んでいるから治っていないということではありません。結局のところ、当事者の方が仕事でも普段の生活でも本来持っているパフォーマンスをしっかりと発揮できる状態が治っているということだと私なりに解釈しています。